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病名は直腸癌

前回のリコの病気の続きです。

リコの炎症性直腸ポリープは薬でコントロールすることが難しくなってきました。

直腸で増殖したポリープが腸を圧迫して排便も困難になり、

8月29日に外科手術をすることになりました。

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手術方法は粘膜プルスルー法。

肛門から直腸粘膜を引き出しポリープを含めた腸管粘膜を切除する方法です。

手術は1時間半かかりましたが「無事終了しました」との連絡がありました。

9月1日、ようやく退院。久々にリコに会いました。

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病理検査の結果もでていました。

「直腸腺癌でした」

言葉を失う私達。先生も暗い表情でした。

ポリープが癌化したのか… リコ、癌だったんだね。。

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その日からの看病は大変でした。

浸出液が絶えず肛門から漏れ出てくるため、1時間おきにおしりを洗う毎日。

新生児用のおむつをして24時間、しぶるリコ。

患部が痛いのか、気持ち悪いのか、夜まったく寝てくれない。。

癌のリコをきちんとケアしなければ、と思う気持ちと、、

睡眠不足と疲労からついイライラしてしまう、自分への苛立ち。。



手術から約2週間、おしりを洗うのは2時間おきになり、

夜も4時間ほど寝てくれるようになりました。

食欲があり、まぁまぁ元気なのですが、

おしりが気持ち悪い、ウンチがでた、と日中は吠えまくっています。。

病気のワンコと向き合う毎日。

思った以上にしんどい看病です。

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ルルの時は余命宣告され、最期の瞬間まで全力で看病することができました。

幸いリコは癌の浸潤が認められず、悪性度は高くはない、と言われています。

(でも細胞レベルで癌は取りきれていないそうです)

先が見えない看病はまだまだ続きそうです。。



きっと時間薬でぼちぼち良くなっていくから…

イライラは心のどこかに封印して…

前向きに穏やかに病気と向き合いましょう。

また進展がありましたらご報告します!

今回の記事も同病で悩むワンコとそのご家族ために書いています。

少しでもご参考になれば幸いです。。

by watanabe-photo | 2018-09-11 10:14 | 記録
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