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今日旅立ちます

(10月14日記)



昨日午前中は地元のかかりつけ医の元でハルのエンジェルケアをしていただきました。

「最期のお顔を見せていただき、ありがとうございました」と先生からお礼を言われてしまいました。

いえいえ、こちらこそ大変お世話になりました。

最後に先生に診ていただけて、本当によかった。

アンもリコもいますので、これからもよろしくお願いいたします。



11日に呼吸器の専門医に診ていただいた時はとても元気でした。

レントゲンも白い部分が少なく、クリアーでした。

帰宅した後、ハルは疲れたのか、サークルでぐっすり眠っていて。

でも夜のごはんはしっかり食べ(←これが最後の食事となってしまいました)、

夜も早めに就寝しました。



異変は夜中午前2時に突然起こりました。

今までにない咳と呼吸苦。

見ているのが辛いほどでした。

翌朝地元のかかりつけ医に走りました。



たった一晩で…ハルの肺は真っ白になっていました。

昨日見た画像とは別の犬のものかと思うくらいに。

輸液とステロイドの注射をしてもらって帰宅しました。

でも(ひょっとしたらもう難しいかもしれない)とは感じていました。



呼吸器の疾患や心臓の疾患のある子はこういった急変も多いと聞いています。

ハルの身に急変が起こるとは予想していませんでしたが、

推定15~16才、慢性気管支炎をかかえた体が限界だったのかもしれません。

運命として受け入れるしかないと、と思っています。



本日15時から横浜市内の斎場で荼毘に付します。

お時間がありましたら、その時間帯にお空を見上げていただけると嬉しいです。



今日旅立ちます_f0354882_08034473.jpg



(呼吸器の病院にて。生前最後の写真となってしまいました)



ハルくん、いまどこにいますか?

ハルくん、もう辛くはないですか?

ハルくん、おなかは空いていませんか?

ハルくん、ハルくん、ハルくん、、

ハルくん、あなたに会えて本当に幸せでした。





# by watanabe-photo | 2019-10-27 08:25 | 記録

ハルくん、虹の橋へ

(10月13日記)



今朝4時30分、愛しいハルが虹の橋を渡りました。



昨日午前2時から苦しみだし、朝から動物病院へ走りました。

レントゲンに写ったハルの肺はもう真っ白でした。

輸液やステロイドの注射をして帰宅。



呼吸苦があり息が荒かったのですが、意識はしっかりしていたと思います。

4時頃ハルに「ありがとう」と声をかけ、たくさん体を撫で…

最期は家族に見守られ旅立ちました。



やさしい子だったので、母の葬儀がすべて終わるのを待っていたのでしょうか。

15日はアンの診察日なのでタイミングを計っていたのかもしれません。

最期まで周りに気を遣って…ハルくん、やさしすぎるよ。



まだハルの温もりが手に残っています。

穏やかで優しいハルと家族になれて、とても幸せでした。

ハルは幸せだったかな?



ハルくん、虹の橋へ_f0354882_13201333.jpg


ハルにお気持ちを寄せてくださった皆さんに心から感謝申し上げます。

ハルも皆さんにたくさん元気をもらえたと思います。

とり急ぎのご報告で申し訳ありません。

まだ気持ちが乱れていて…またブログを更新しますね。





# by watanabe-photo | 2019-10-26 13:33 | 記録

雨の診察日

(10月12日記)



もうこれ以上の延期はできないため、

昨日雨の中、ハルの再診に行ってきました。

ハルの担当は院長先生(←とてもステキな先生です♡)

初診から1ヶ月以上経ってしまいました。。



ハルの吸入の様子を見せると大変驚いていました。

「全く吸入できない子も多いんですよ。すごいですねー」

そうなんです!ハルは天才なんです!と言いそうになるのを堪え、

「穏やかで優しい子なんです。助かります」控えめに我が子自慢。



肺の画像も以前と比較するとクリア―になっていました。

「吸入でも治まらないとステロイド剤を服用することになります。

今のところ順調ですので、この調子で吸入を続けてください。

台風で気圧が低くなるので、ここ2~3日は注意してください」



ハルくん、よかったねー 順調だって。吸入頑張ろうねー



雨の診察日_f0354882_10053144.jpg


大喜びで帰宅の途につきましたが…



日付が変わり、午前2時過ぎ。

ハルの容態が急変します。

止まらない咳、呼吸苦、嘔吐、下痢、、

そしてチアノーゼまで…

朝から横浜のかかりつけ医で診てもらっています。

神様、お母さん、ハルを連れていかないでください。

# by watanabe-photo | 2019-10-25 10:18 | 記録

紫雲たちのぼる

この記事から少し遡りたいと思います。

現在に辿り着くまでなるべく毎日更新しますので、

お付き合いいただけると幸いです。



※10月10日記



私の近辺は大きな変化があったのですが

アンやハルは特に変わったこともなく日々過ごしています。

ごはんや薬の時間がかなり遅くなった日もありましたが

まったく手のかからない、うちの子達♡♡♡

ホントにいい子達だなぁ(←親バカですみません)



母が亡くなり5日が経ちました。

お通夜や告別式で多忙を極め、ブログも放置。

いつもうちのワンコのことでご心配をおかけしているのに

何もご報告できず…申し訳ありませんでした。

疲れも徐々に取れ、やっと落ち着いてきた今日この頃です。



日本の葬式文化ってよくできているなーとつくづく感心しました。

いろいろと決まりごとがあり、それに沿ってきちんと物事が進み

家族はとにかく大忙しで 哀しみにどっぷりつかる時間もない。

でもお別れを言う時間もしっかり用意されていて

物足りないことがなく、すべてが終わると充足感すら覚える…



私は8月下旬からアンのことで泣き過ぎたせいか、

母の葬儀では全く涙がでませんでした。

涙腺がおかしくなってしまったようです。。

家にずっといるのは久し振りで、アンがべったり甘えっ子になっています。

甘える仕草がかわいくて…なんだか泣けてくる~(情緒不安定だぁ)



母が亡くなる2日前に夢を見ました。

家に母と私がいて、朝8時くらいの支度で忙しい時間帯。

玄関で音がして見に行くとラブラドールレトリバーがお座りしています。

姉が飼っていたハナちゃんです。(約10年前に亡くなっています)

「(お迎えに)来たの? いい子ねー」すぐに母を呼びに行きました。

母は最近見たことのない、爽やかな明るい笑顔で振り向きました。。



目が覚めて(あ、もうすぐなんだ)と思い、少しずつ準備を始めました。

お昼頃、姉から危篤との知らせが入って…翌日亡くなりました。

この夢を見て、一番に驚いたのが、、ワンコがお迎えに来たことです。

虹の橋にいるワンコはただ待っているのでなく、大切な役目を担っているのですね。

ワンコは神様のお使いとしてこの世とあの世を繋いでいるのかもしれません。



紫雲たちのぼる_f0354882_14014561.jpg


延期、延期となっていたハルの受診日、いよいよ明日ですが…

ものすごい台風がやってくるようで!行けるかなぁ。

皆さんも備えは万全に!くれぐれも気を付けてお過ごしください。


(10月10日記)

# by watanabe-photo | 2019-10-24 14:33 | 日記

小さくなった!!!

前日の夜はほとんど寝られず…

アンの体調と減薬(断薬)についてずっと考えていました。

頭が混乱するばかりで何も答えがでないまま

「全てなるようにしかならない」と腹をくくって病院へ。



口腔内の状態が悪いこと、

よだれがひどく、血も混ざっていること、

ひどくだるそうで寝てばかりいること、

一通り先生に話して検査のためアンを預けました。



診察室に呼ばれレントゲンの説明を受けます。

「大きさにして7mmほど小さくなっているので

気管が元の太さに回復しています」

ん? なんだって?? 7mm???



腫瘍が7mmほど小さくなっているってこと?!

潰れていた気管が元の太さに戻ったって?!!

先生、こんな嬉しいことをさらっと言わないで―

驚き過ぎて嬉し過ぎて…涙も言葉も出てきません―



いい結果が出たので減薬することになりました。(1日おき→週3回)

やったー アンちゃん、やっと減薬まで辿り着けたよー

そして併用してもいい抗生物質で口の様子を見ることになりました。

アンちゃん、お口が痛くなくなるといいねー



会計の時にやっと我に返った私。

涙が滝のようにダァーと溢れ落ちてきました。

アン、よく頑張ったね。

アンのことを誇りに思うよ。



小さくなった!!!_f0354882_15511176.jpg

強い薬はアンにとって辛かったはず。

でもアンはいつもいつも頑張っていました。

本当に強くて健気でかわいい子。

アン、大大大好きだよー

# by watanabe-photo | 2019-10-10 16:07 | 記録